DXを進めている企業とDXしていない企業によって、転職の中身は違う。DXをベースにして、転職の悩みから、キーポイントを考えるブログ。
転職したい理由を箇条書きにしてみる
人間関係 上司との関係、同僚、部下との関係
仕事にやる気がわかない、給料低すぎ
この仕事で将来の自分はどうなる?
給料も増える別の会社に移って、チャンスを見つけたい
これらの悩みが転職が解決できるか、DXというキーワードで考える
‐ 人間関係:
相性の問題やコミュニケーションの問題など、たとえ転職先の企業でポジションがよくなったり、給与がよくなっても、この問題はつねにあります。人間関係は、社会で人と仕事をともにする場合、消すことはできない課題です。
‐ 待遇:
会社の経営方針を理解したうえで、何を自分がするべきかを考えることで、解決を得ることができるでしょう。会社があなたに期待することの貢献度がキーワードの一つです。
‐ 仕事へのやる気:
人間関係や待遇問題と抱き合わせで仕事へのやる気が減退する場合には、根っこにある問題を何とか解決する必要があります。
もともと、好きな仕事であれば、解決の糸口はあります。
‐ 仕事と自分の将来:
「将来、自分の仕事はやばくないか」と思っていて、転職を目指すのであれば、「やばい」と思った理由を突き詰めて、解決するためのやり方を考えることになります。
これは、ビジネスのやり方が変わることへの漫然とした不安が大きな要因でしょうから、おすすめするのは、あとで述べる米国のアマゾンが進めている企業向けプラットフォームサービスの土台になるクラウドサービスの入門資格の取得です。IT、AI、IoT、クラウドなどの基礎知識を実用的なものとして学べる資格で、DXを導入したい企業ではDXスキル有資格者になります。
‐ 「自分のこれまでのスキル、キャリアを生かして、条件のいい会社に転職できればいいな」:
日本では、DXしない企業が7割弱ありますから、これまでと同じ転職方法で、実現できる可能性はあります。
しかし、5年のうちには変化が起こり、その変化に乗り遅れたら、あなたは仕事、稼ぎでネガティブに変わり、「こんなはずではなかった」と思うことになるリスクを背負います。あなたのスキルがDXの時代、変わることなく会社の基幹業務として、引きがあるかどうか。
あなた自身が考える転職は、どんなもの?
① 大企業→大企業への転職希望ですか?
⇒ 転職エージェントに相談 理由は、大企業は中途採用の方針が組織単位ではっきりしているので、企業研究が欠かせません。
⇒ 大企業の転職は、中途採用のポストがDX関連にシフトしていく
② 中小企業から大企業を狙いますか?
⇒ チャレンジングになります。大企業の求める人材ニーズにぴったりあてはまるかどうか、自分のキャリアとスキルを専門家と話し合い、検証する必要があります。大企業が求めるのはDX関連のスキルがもっともニーズが高いことを確かめてください。
③ 中小企業から中小企業に移りたいですか?
⇒ キーはDXスキルです。あなた自身の今のスキルとキャリアに加えて、DXスキルアップのアクションが必要です。なぜか。中小企業はゆくゆくDXに進みます。そうしないと、勝てないからです。勝つためのDX推進ができないのが、一番困っていること。
AIの導入などで数年後になくなる仕事に転職したら、あなたはどうなるのか?今はよくても、3年、4年先には改めて仕事を探しますか?そのときに、あなたのキャリアを求める会社は、より小規模の会社になる可能性が大きくなります。
大企業は、DXスキルを持つ人を中途採用することは減っていくでしょう、むしろ、兼業副業、フリーランス契約にシフトしていく可能性が大きいです。理由は、DXの進展で、必要な人材リソースをそのニーズにあわせて柔軟に変えていくであろうからです。
DXスキル人材は高くつく、社員雇い入れは、なおさら高くつき、外部人材を活用するのが効率的だからです。ただし、その動きは、3-4年先になるでしょう。
企業にとってのDXポイントは3つ、その実現には5年かかる?
① ビジネス競争を勝ち抜き、成長、発展していく仕組み作り。
プラットフォームモデルはすごい、ITやAIなどを駆使、集客、利益と他業種を巻き込んだビジネスステージを発展し続ける仕組み。
② その仕組みは、アマゾン、グーグル、アップルなどが作り、成長を続けているプラットフォームモデルのこと。これを自社にどう応用し、導入するか。
何より、米国のテックジャイアントのプラットフォームを新規に導入、成功している企業が続々。
そのビジネス成果は、集客力の飛躍的な拡大、利益の向上、他の業種を巻き込んだ発展力。
③ このモデル導入のための人材が、DX人材として、将来、中小企業330万社から、引っ張りだこになる。
とにかく、上流から下流にいたるシステムが持てないとダメ、そのためには、人材が必要。その人材は雇えば高い、だったら、プロジェクトスタイルで外部人材を活用するのが一番になる。これは、もし、あなたがDX人材だとしたら、複数の仕事を請け負う可能性が高くなることを意味する。中小企業は、お金がない、大企業のように自前のシステムを持つのは無理、だとしたら、アマゾンやグーグルのようなクラウドサービスに自社のアプリレイヤーを載せて、プラットフォーム展開するのが早道。
5年かかるとは:
人材がいないと、DX、プラットフォーム構築は無理。人材が育つのは何年かかるか。DXスキルは儲かるぞ!の話が世の中に出てこないと人材育成は進まないでしょう。国のビッグデータのプロジェクトも、いつできてくるのか読めず、2030年にならないと、日本のDXは本格化しないかもしれない。3-5年は、日本のDXは部分的なシステム導入でDX加速といわれるかもしれないが、プラットフォームの各企業バージョンができてくるのは、もっと時間がかかる。だから、安心して、DXスキルを時間をかけて専門家になれる!
プラットフォーム導入のための人材として、国は5つの人材層を養成
ビジネスアーキテクト、データサイエンティスト、エンジニア、サイバーセキュリティ、UXデザイナー。
このスキルを持つ専門家が増えていかない限り、日本でDXは進まない。
プラットフォームを作れる人がいないから当然そうなる。また、社長さんにDX、プラットフォームを説明できるプロがいないと、DXやるという経営判断もできないままになる。わかりやすい効率改善の部分的なシステムは導入できても、プラットフォーム全体の推進は無理。
DXしない企業に転職するにしても、このプラットフォームモデルを作るスキルの専門家になることで、企業転職、フリーランスとしての独立、そして会社を興して、新興企業(スタートアップ)へのキャリアアップにつながることになる。
次世代ビジネスで稼げるプロフェッショナルになる、転職はそのための手段
その第一歩が、アマゾンのクラウドサービスの入門資格=AWS Certified Cloud Practitionerの取得です。受験料100米ドル(試験会場と監督付きのオンライン試験)。
なぜ、これが何より先に取得するのが、あなたのこれからをリードするのかという理由。
上記のDX=プラットフォームを提供するのがAWS、グーグルのGCP。もちろん、企業のプラットフォームモデルとしては、他に必要なものがあるが、これが基盤になる。だから、この基盤を導入するためのリード役は、中小企業では、欠かせない存在になる。
AWS Certified Cloud Practitioner 公式ページ
: https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/